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旅行

『深夜特急』を読んだけど『旅する力』を読んでない人へ

初めて『深夜特急』を読んだのは13年前。

紀行本が大好きで色々な旅の本を読んできたけど、やっぱり一番面白くワクワクするのが深夜特急。

5年前にまた読みたくなって近所の図書館で1冊づつ借りてじっくり読みなおした。何度読んでも飽きない。

最近、表参道にある「旅と本と珈琲とOmotesando」に行ったときまだ読んでいない旅の本がたくさんあり、気持ちがブワっと高ぶった。

そこにあったのが『旅する力 深夜特急ノート』。

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こんな本が出てたの!?と思わず叫びそうになるくらい興奮してしまいました。

中身をチラリとも見ないで即買いしたので内容が全く分かっていなく、勝手に深夜特急で書かれていない別のストーリーでも書いてあるのかと思っていました。

すぐに図書館で借りて読み進める。

著者である沢木耕太郎さんがルポライターになったキッカケや若い時の生活などから始まる。

この本には沢木さんの文章がどんな本によって影響を受けているのか、どうして香港からロンドンまでの旅をすることになったのか、本が出来上がるまでの日々、旅に出てどんなことを感じたのか、特別番組で放送された大沢たかお主演の深夜特急の話、電波少年の猿岩石の旅…などが書かれた本だった。

これを読んだ私はまた旅に出たいとも思い、少し旅に出るのがコワいとも感じた。

20歳の時に女友達と2人で行ったタイとカンボジアのバックパッカー旅行が一番楽しかった理由がハッキリと分かった。

年を重ねて結婚してしまうとなかなか一人で旅をすることが出来なくなる。

旦那が旅好きで同じ価値観を持っている人なら許してくれるかもしれないけど、我が家は反対される。

年老いてからだと遅いのにな。”今”が大事なんだけどな。

子どもにはやっぱり色々な体験をさせて、”今”を大事にしていこうと思った。

深夜特急の旅は1973年頃の話。本が仕上がったのは約10年後の1986年。

そして、旅する力が発売されたのが深夜特急が発売されてから25年後の2011年。

凄いな。

深夜特急を読んだ人は、「旅する力」をぜひ読んでもらいたい。

本当に良い本です。

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ちなみに最近「珍夜特急」という本も読み始めました。著者は沢木さんではありません(笑)

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