今年も梅の季節がやってきた。
子ども達も毎年楽しみにしている行事になっている梅仕事。
買ってきて、水で洗いをしてから1日水につけてアクを取ったらチビたちの出番!
もう手慣れた作業で爪楊枝を刺してヘタを取っていてくれる。
簡単に取れるから子どもでも簡単にできる作業。
ヘタを取ったら、しっかり水気を拭いてチャック付き保存袋に入れてから冷凍庫で1日以上凍らせる。
ここで凍らせると、時間が作れた時に梅仕事を再開することができる利点がある。
もう一つの理由は、凍った梅が溶ける時に水分も出ていくから梅エキスが出やすくなるのだ。
凍ったままの梅と氷砂糖を交互に炊飯器に入れていく。
我が家の炊飯器5.5合まで炊けるが炊飯器の蓋が閉まらなかったので、少しだけ熱湯消毒した保存容器に移し替えた。
炊飯器は、炊飯ではなく保温のスイッチを押し12時間ほど温める。
時々、中の様子を見てかき混ぜてあげて。
約12時間経過すると梅がシワシワになり、氷砂糖が溶けた状態になる。
梅だけを別のお皿に取り分けて置いて、シロップだけを保存容器に移し変える。
梅が柔らかくて解れて行くので、トロッと感のある梅シロップが1日で完成してしまう。
通常通りに作った梅シロップは3日目で↓こんな感じ。
凍らせていたおかげでエキス出しが早い。
次は、炊飯器から取り出した梅を使って梅ジャムを作る。
鍋に梅と浸るくらいの水を入れて沸騰させる。
アクが出てきたら、丁寧に取り除いて梅の実を潰していく。
タネを取り除き、グラニュー糖を好きな分量入れて煮詰めていく。
(三温糖やハチミツなど好みのモノを入れてもOK)
多少サラサラな状態でも冷めるとトロトロになるから大丈夫。
青梅で作っているので、市販で売られている梅ジャムとは異なるけど美味しくできる。
手作り無添加のモノ達なので長期保存することはできないが、我が家は梅ジュースや梅サイダー、梅ゼリーなどを作ってあっという間に無くなってしまう。
家事や仕事で忙しくても、炊飯器で作れば1日で簡単に出来てしまう梅作業は楽しい行事。