約1ヵ月もの苦行である夏休みが到来。
午前中に宿題や勉強などを終わらせると、真っ先にゲームへ手が伸びる息子。
まだ2年生の息子を、子どもだけで公園に行かせるには少し心配なので家に居させるしかない。
Nintendo Switchの「フォートナイト」のボイチャをしながら友達と交流している。
昼間は、私がTVをつけながら仕事をしている。
よって、TVもモニターも使えない息子は小さな画面でゲームをせざるを得ない。
目や体勢が気になり、少しでも大きい画面を用意してあげなくては。と考えた私はパソコンのディスプレイをモニター代わりにしてくれるキャプチャーボードを購入することに決めた。
『キャプチャーボード』レビュー
キャプチャーボードは中華製の2,000円程度で購入できる怪しいモノ〜数万円するハイスペック高級品まである。
本来、キャプチャーボードはカメラやゲーム機をパソコンに映し出し、録画してネット配信に使う機器だ。
今回の使用用途は、子供がパソコンをモニター代わりにしてNintendo Switchの映像を映し出すという簡易的な使い方。
最低限のスペックがあれば十分なので、安価モノを購入した。
Switchを映し出すときに必要な最低限のスペックは【最大出力解像度が1920×1080 @60Hz】。
安価キャプチャーボードは30Hzのモノが多いが、60Hzないとゲームが遅延してカクカクした映像になってしまう。
Nintendo Switchをパソコンに映す設定方法
ライブビデオ録画ソフトのOBS studioをパソコンにインストールする。
SwitchのドックとキャプチャーボードをHDMIケーブルで繋ぐ。
ドックに純正のACアダプターで電源を取っていないと映されない。
次に、USB側をパソコンのUSBポート挿す。
もし、USBが挿しずらかったら付属の延長ケーブルを使用すると良い。
OBSを起動させ、「ソースの下にある+」をクリックし、「映像キャプチャーデバイス」を選択。
自分の好きな名前に変更して「OK」をクリックする。
設定画面が現れたら下記の設定に変えていく。
デバイス | USB3.0 cupture |
解像度/FPSタイプ | カスタム |
解像度 | 1920×1080 |
FPS | 60Hz |
映像フォーマット | MJPEG |
色空間 | 709 |
色範囲 | 全部 |
音声出力モード | デスクトップ音声出力 (Wave Out) |
カスタム音声デバイス | ✓ |
音声デバイス | デジタル オーディオインターフェイス |
これでスムーズな映像でゲームを楽しむことが出来る。
息子が使っていて遅延は気にならないらしい。
しかし、PCを使う以上多少の遅延は起こってしまうのは仕方がないようだ。
ゲームによっては遅延が気になることがあるかもしれない。
YouTubeなどで動画配信する為にキャプチャーボードを使おうと思っている人は、HDMI分配器(スプリッター)を使い、PCとは別のモニターにも映し出してパススルー出力することで遅延なしのプレイが出来る。
MacBook Airでも出来るはずだった。
本当は、サブ機として使っているM1 MacBook Airに映し出したかった。
しかし、どうやっても映像を映し出すことが出来なかった。
キャプチャーボードの初期不良なのかと思い、他に2点のキャプチャーボードを購入して試してみた。
結局、全部ダメ。
Windowsのパソコンなら映るので、キャプチャーボードの問題では無さそうだ。
Amazonのレビューでは、M1 MacBook Airでも使えているらしい。
私のMacBook Airがダメなんか!悔しい!
端子がUSB-TypeCだったので購入してみたが、このメーカーは怪しい。
KINGONEのキャプチャーボードと同じパッケージで、説明書もほぼ一緒。
Amazonの商品説明では、最大出力1920×1080@60Hzと書かれているのに「30Hzしか出ない」と口コミで書かれていた。
実際問題どうなのか試してみたかった。
その前に、説明書が。。。
@30Hzって書いてある。これは怪しい。
まとめ
中華安価のモノはあまり信用できないので、購入時は結構心配だった。
しかし、映像に全く問題ない映りに驚きを隠せない。
出来ることならiPad Airに映し出したいが、出力できない仕様なので致し方ない。
小さなキャプチャーボードとノートパソコンがあれば、どこでも大きな画面でゲームを楽しむことが出来るよ。