普段、家で1人孤独に仕事をしているので、周りへの気配りが要らない。
非常に楽だ。
本来ならマウスもキーボードも静音性は重視しなくて良い。
しかし、家族が帰ってくると話は変わってくる。
夕食後は、家族で録画したドラマを観ることが多く、私はそんな時もパソコンを広げている。
また、私は寝室にデスクを置いていて、夜な夜な記事を書くこともある。
そんな時は、やはり家族に配慮してマウスやキーボードの ” 静音性 ” が高いモノを使いたい。
ここ数年は、ロジクールのMX MASTER 2Sを愛用していていたが、同シリーズの進化版『MX MASTER 3S』が発表されて即行で予約した。
お気に入りのMX MASTERシリーズの” 静音マウス ” として発売されたら「買わない」という選択肢はない。
私が感じる『MX MASTER 3S』の魅力
クリック音が消え去った
カチカチと高い音が少々耳障りに感じることもあるクリック音。
MX MASTER 3Sは、感動するほど静音性が高くなっていた。
とても小さな「ポコポコポコっ」という音が聞こえるだけ。
最高すぎる。
もうクリック音を撒き散らすマウスには戻れない。
スクロールすっ飛ばし
「スクロールをすっ飛ばす」為にMX MASTERシリーズを使っている。と言っても過言ではない。
高級感が増したMagSpeed電磁気ホイールは、スクロール1秒間に1,000行をスクロールすることが可能だ。
せっかちな私に、一気にページをビューン!と閲覧できるのは非常にありがたい。
このホイールは、ラチェットモード[コリコリあり]・フリースピンモード[コリコリなし]をホイール上のボタンで切り替えて使うことができる。
MX MASTER 2Sと比べると、スクロールの音が「カカカッ」という軽い音から「コココッ」という重い音になっていて上品さが溢れ出てくる。
ボタン操作をカスタマイズ設定
Logi Options+アプリをパソコンに(Windows or Mac)にインストールすることで、MX MASTER 3Sの中身をカスタマイズ出来るようになる。
私にとって一番嬉しいのが、各アプリによってボタン操作をカスタマイズできる事。
ショートカットキーを使用することが多いアプリを使っている人にオススメ。
また、めちゃくちゃ便利な機能がFLOWコントロール。
FLOWコントロールは、Logi Options+アプリをインストールしている最大3台のパソコンで同時にマウスを使用できる。
FLOWがヤバいのは、WindowsとMac間でもテキスト、画像、ファイルをコピペ出来てしまうことだ。
WindowsとMacを併用している人は、データ移行が面倒。
ノートPCを閉じると自動で接続が切れ、また開けると自動で接続される優れもの。
Type-C充電
MX MASTER 3では既にType-Cになっていたが、MX MASTER 2Sを使っている民からしたら、やはり嬉しい。
急速充電に対応していて、充電が突然切れてしまっても、トイレ休憩中に充電すれば約3時間使えるほど瞬時に復活する。
1回のフル充電で70日間も充電不要って凄すぎる。
ちなみに付属されているのは、Type-C to Type-A。
iPad OSとの互換性は?
ロジクールの公式サイトでは互換性リストにiPad OSが含まれていないが、問題なく使うことが出来る。
MX MASTER 3Sは、最大3台のデバイスをペアリングさせて、マウス裏のボタン(Easy-Switch)1つで切り替えられる。
私は、Windows・Mac・iPad Airの3台にペアリングしている。
iPadで使うことある?と思うかもしれない。
サブで使っているMacBook Airが手の届く範囲にない時、私のズボラ面が発動する。
取りに行くのが面倒で、Apple純正メモアプリやメールなどを使う時は目の前にあるiPad Airにキーボードとマウスを繋げて使うことが多いのだ。
iPhoneで手打ちするより、接続を切り替える方が楽に感じる。
iPadをパソコンのように使いたい人にもオススメ。
ホワイトとグレーの中間色
製品カラーは「ペールグレー」。
ホワイト近いが薄〜いグレーなのが可愛い。
シルバーがライン状にアクセントとして入っていて立体感が増している。
大きいけど握りやすい
MX MASTER 3S
が発表される前は、MX Anywhere 3が少し気になっていた。
MX MASTERシリーズのコンパクトバージョン。
店頭で触ってみたが、少々小さく感じてしまった。
男性より大きい手を持つ私には、フルサイズが丁度いい。
MX MASTER 2Sに比べてMX MASTER 3Sは少しスリムになって、握りやすくねっている。
(MX MASTER 3とMX MASTER 3Sのデザインは同じ)
ポインタ精度がスゴイ
センサー感度が向上し、8,000DPIとゲーミングマウスの並の精度になった。
センサーが感知しづらいガラス製デスクを使っている人は必見。
ポインタ速度は、Logi Options+アプリで自分の好きなように変更できる。
マウスパッドを使っている人は、逆に設定ができないと反応が良すぎてポインタが暴走して目で追えない(笑)
さいごに
仕事上、マウスは一番使うアイテムなので妥協したくない。
静音性も半端ないから、子どもが寝ている横でも気兼ねなくパソコンが使えるようになった。
デメリットを上げるとしたら、大きくて重い。
持ち歩くには向いていないだろう。
- 高さ: 124.9mm
- 幅: 84.3mm
- 奥行き: 51mm
- 重量: 141g
MX MASTER 2Sよりは10gほど軽くなっているが、なるべく荷物は持ちたくない私としては141gでも渋ってしまう。
しかし、MX MASTER 3Sは使っていてめちゃくちゃ心地良いから出先でも使いたい気持ちもある。
専用ケースも色々売られているので、外出先で仕事をする時はケースに入れて持ち歩こうと思っている。
重いけど、今年のベストバイ1位したいほど非常に満足している製品だ。