現在、私は34歳。
私の仕事は2つ。
- 建築アルミ金物の設計図面作成
図面の仕事はマンションのベランダ・外廊下・外階段にあるアルミ手摺やパーテーションなど施工用の図面を書いています。 - ネット広告業
ネット広告業は、サイトを作ったりブログを書いたりして広告収入を得ています。
どちらの仕事も自宅で出来る仕事です。
子供がいると、この環境で仕事できることがとても最高に思えます。
保育園に行ってるとコレでもか!ってくらい病気になります。37.5℃以上になるとお迎えの電話が鳴る。
その度に、仕事を休まなくてはいけなくなります。
仕事は溜まっていくし、何より職場に言いづらい。これだけで非常にストレスになるんですよね。
どうやって今の環境を手に入れたのかお話していきます。
今の仕事に就いた経緯
小さい時からモノづくりが好きで、図面のような細かい作業も大好き。体を動かすのも好き。単純作業も好き。
専門学校では建築科に進みました。図面は沢山手書きで書いていましたが、勉強は全くしていなかったので建築の歴史などは苦手。
就活は大手建築会社には入る気は全くなく、小さい建築事務所を探して面接を受けましたが不合格ばかり。
すぐに就活することを辞めてしまいました。
専門学校卒業後は、フリーターをしてラーメン屋(天下一品)でバイトをする生活をしていました。
ある日、職人をしていた父の友達が一緒に働いてくれそうな男友達を紹介してほしいと連絡してきて、それに私が立候補。当時20歳。
建築現場で働きたいという願いが叶った瞬間でした。
翌週から不安そうにしている親方と作業着を来た私は建築現場へ。
仕事内容は「手すり屋」と言われている分野で、手摺の取り付け作業を行う仕事です。
初めての現場仕事だったけど、バイトと基本は同じ。
一通りの作業を教わったら、先回りして作業をすればいい。アシストするだけで格段に親方の負担が減る。
親方は一匹狼で、昔ながらの職人気質で頑固親父。背は小さめでモンキー顔。目は鋭くいつも誰かを睨みつけています。でも、奥さんにはすごく優しい。
私の手すり人生はココからスタートしました。
ラーメン屋では19時~4時まで働き、帰ってお風呂に入ってすぐに親方が運転する車に乗り込んで17時までエレベーターのないマンションを上り下りしながら現場仕事をする生活を週4くらいで続けていました。
毎日疲れ切ってるけど、バイトも建築現場もすごく楽しかった。
親方と色々な話をしていく中で図面を書く仕事に就きたいと話したら、親方が所属している会社に推薦してくれることになり、就職があっという間に決定。この時21歳。
ここから図面の仕事へ。
地元から離れたくなくて、2時間かけて通勤していました。でも、1回も大変だと思わなかった。
なんたって新宿まで定期を使うことができるし、定時の5時に帰らせてくれるんですもん。
そりゃ、週4で飲みに行っちゃいますよね。
そんな生活を2年半続けていて社内恋愛をして結婚することに。23歳のことでした。
結婚が決まった後すぐに上の子を授かり、忙しかった旦那は自分で会社を始めることを決意。
旦那の会社の外注として、以前と同じ仕事を自宅ですることができるようになりました。
夫婦で同じ仕事をしていると、柱は一本。いつ会社がダメになるかなんて誰にもわかりません。
余っている時間を使って仕事ができないかと思い、好きな時間にできる自由な仕事。
それがネット広告業でした。
日中は図面を書き、ネット広告業は早朝に起きてやってます。
夜は子供たちと8時に就寝。
どうしてそんなに仕事するの?
私はどちらの仕事も大好きなので仕事をしています。
図面の仕事は、与えられた仕事をする。そして、安定して給料を手にすることができる安心感があります。
ネット広告業は、自分で書く内容も頻度も決められて自由に仕事ができます。しかし、安定しているとは言えない仕事です。Googleによって売上が左右される。
簡単に始められるけど、簡単には稼げない。一番大事なことは続けること。
そして、日々勉強が必要です。この勉強が楽しいんです。
でも楽しいからだけではない。
子供たちには小さいうちから色々な体験をさせてあげたい。親孝行をしたい。色々な所に旅行に行きたい。チャイルドスポンサーになりたい。やりたいことが多すぎる。
習い事もお金がかかるし、スノボに行くだけでもお金がかかる。子供がどんなことに興味を持つのか、好きになるのか、熱狂するのか体験してみないとわからないから。
去年は両家の親と一緒に台湾旅行に行けました。
まだ大丈夫なんて思ってはいけなくて、親が居なくなってからじゃ遅い。
生きてるうちに親孝行です。実家に帰って親と一緒に過ごす時間も増やすようにしました。
そして、ずっと思っていたチャイルドスポンサー。
今は、ワールドビジョン経由でバングラデシュに住む男女2人のチャイルドスポンサーになっています。
健康面や勉強面をサポートしてあげられます。
人生はゲームと一緒。
どんなこともゲームをクリアしていくことのように、楽しめばいい。
クリアできない時こそ楽しむべき。と自分に言い聞かせてる。