Nintendo SwitchをTVに繋いでいる家庭は多いだろう。
それに伴い、TV争奪戦が勃発しているのではなかろうか。
我が家も例外ではない。
姉弟同士の戦争ではない、親と子の戦争である。
昔は兄とリモコン争奪戦を毎日行い、引っ掻き傷を大量に作ったものだ。
小さい頃の私は、カマイタチのごとく兄を引っ掻く鋭い爪を装備させていた。
今は、夜の戦争が始まる前に、テレビ横にある仕事用モニターにSwitchのHDMIケーブルを繋げ直してあげている。
しかし、毎日となると非常に面倒な作業なのだ。
この状態を打破したかった私は、HDMIケーブルを複数繋げて好きな時に切り替える機器がないが調べ始め始めた。
HDMIの切替器どれがいいのか難しい。
カスケード対応かAmazon書いてないの多くて全部平気なんか?
テレビ モニター
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Switch PC1入力2出力、2入力1出力?
2入力2出力でいける?— erina (@erina_spielen) July 4, 2021
上記のツイートのようにTVとモニターをそれぞれ違う映像を同時に表示させるには、HDMIマトリックスセレクターというものが必要で、約5,000円以上かかってしまう。
それなら、HDMIポートが2つあるモニターに買い替え、1,000円以下で買えるHDMI切替器を付ければ良いという最高の結論に至ったのだ。
息子にTVを奪われないように、わざわざモニターを買い替えた。
そこまでTVが大事な親なのである。
HDMI切替器とHDMI分配器の違い
HDMI切替器(セレクター)とは
その名の通り、1つのデバイスを接続先を切り替えて表示させる機器。
SwitchとPS4を1つのTVに繋げて表示させるような使い方もできる。
毎回、ケーブルを抜き差しする必要がなくボタンを押せば切り替えが可能だ。(自動切替タイプもある)
複数ケーブルを繋げられるが、入力と出力が1つずつしか稼働させることが出来ない。
HDMI分配器(スプリッター)とは
切替との違いは、1つの映像を複数のモニターで同時に表示させることが出来る機器。
1つのパソコンの画面をテレビとプロジェクターで同時表示させるなど、ビジネスでも活用できる。
また、カスケード接続OKのHDMI分配器を使用すれば、分配器同士を繋げることも可能だ。
HDMIマトリックスセレクターとは
HDMI分配器は、入力1つしかないこと多いが、マトリックスセレクターは入力2つ以上ある。
複数繋げている機器をそれぞれ別々の映像を同時に映し出すことが出来る優れもの。
テレビにはSwitch、モニターにはPS4を同時に映し出したり、スイッチ1つで逆に設定することも可能。そこにDVDプレイヤーやパソコンなども繋げておいて瞬時に切替ができてしまう。
その時の使用状況に応じて、切り替えることができるのが強み。
HDMI切替器(セレクター)のレビュー
私が購入したのは、入力1出力2⇔入力2出力1の双方向に使えるHDMI切替器。
外部電源を必要としないタイプで、5.1cm×4.9cm×2cmと必要最小限のコンパクトサイズ。
ホワイトでシンプルデザインが気に入っているが、文字はいらない。真っ白にしてくれていい。
子どもでも扱いやすいように手動スイッチのモノを選んでいる。
使用目的に応じて、1つのデバイスを2つのモニターで映せるようにするか、2つのデバイスを1つのモニターに映し出すか、2通りの使い方ができる。
2つのモニターに繋げても、どちらか片方のモニターにしか表示されないので注意しておこう。
HDMIはVer2.0、HDCP2.2に対応していて、最高伝送速度が18Gbps。
4K@60Hzの高解像度での出力が可能になっている。
4K対応デバイスを使う時は、対応したケーブルが必要となる。
ゲーブルは付属されていないので、自分で用意しなくてはいけない。
私が新たに購入したHDMIケーブルは、どちらも4K@60Hzに対応している。
まとめ
待って、写真を現像していて思った。
Switchの画面、キッタナ!
指紋だらけ!
ドックも傷ついてるし。子ども達、どんな扱いしてるんだ。
気を取り直して、HDMI切替器を購入したことで、息子が自分でモニターの切替ができてQOLが爆上げしている。
切り替え時のブラックタイムは約2.5秒ほど。気になるレベルではない。
映像や音声の遅延も感じらない。
毎度毎度ケーブルを抜き差ししている人にメチャクチャお勧めしたい製品であることは間違いない!